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いつか、最高にワンダフルな人生だったと、胸を張って言える時まで

オレはロックンロールエンターティナー、世界を縦横無尽に駆け巡りワールドワイドに夢を与え夢を叶えていくReveRのHEAD☆


20代は楽しいと言った、30半ばの男性の話を聞いた。ちなみに30代は責任が伴う年代だと言う。
そしてその話を聞いていた40代のマスターは、40代は妥協だと答えた。悪い意味ではなく、自分の力量や器が見えてきて例えば年収があいつはいくらでと言った事が気にならなくなってくるらしい。
僕は20代後半だが、正直20代は楽しいと言う事が解らない。ずっと我慢してきた、自分を曝け出す事などなかった。10代の終わり、20代の前半、僕は皆が普通に経験する事のすべてを、音楽に費やした。ただ、夢に見た自分に近付く為に、または夢そのものに近付く為に、その為に長い月日を費やしてきた。
歌っている時、ギターを掻き鳴らしているときも純粋に楽しんでいる事よりも、プロ意識のような厳格な基準で自分を見つめてきた。もちろん、沢山の人に出逢ったし、バンドをやっていなければ経験できないような素晴らしい経験もあっただろう、ただ現状で20代を統括して"楽しい"と言えるかと言えば疑問で、前述の男性の30代にある責任に近い意識の方が大きかったような気もする。まぁ現役30代に言わせれば、まだまだ責任ってそう言う事じゃないとでも言われそうだが。
少なくとも、妥協はなかったよね。


今になって、30代の洗礼か、現実的な問題提起や発言を求められるような事が増えてきた。相手は普通の話をしているだけかも知れない、常識人、大人の話を。
けれど僕は、大人に成れない若者の象徴で在りたいと願ってきた。アドバイスの一言一言が、僕を縛り付け閉じ込めるのかと言った気分にさせられる。
そんな僕自身と、何とかそれらをありがたいお話だと許容したい自分と、葛藤する。

現実はインスピレーションを不発にする、インスピレーションは現実を遠ざける。
僕はそれを繋ぐ魔術師だと謳った占いがあったな、魔術師は立派なエンターティナーだ。

さぁどうしようか。
すべては、いつか、最高にワンダフルな人生だったと、胸を張って言える日の為に。

by red_rebel | 2008-04-05 13:30 | Diary of HEAD  

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