抜き打ち非常訓練

オレはロックンロールエンターテイナー、ワールドワイドに活躍する颯爽たるReveRのHEAD☆


午前6時、けたたましい非常ベルに叩き起こされた。火事か悪戯かどうかなんて判別もできないほど、金曜の忙しい仕事とスタジオの疲労が残る脳と身体は、まだ眠っているようだった。
_昔住んでいた家のシャッターの前に三台の車が止まっていて、どうやら真ん中のド派手な赤いスポーツカーがオレの車。
そのシーンしかハッキリとは覚えていないが、叩き起こされる前は夢の中にいて、夢がフェードアウトしていくと遠くで非常ベルが鳴りだしたように思う。

現実に切り替わった後のベルの音は非常に不快で、本当に火事だろうがセンサーの故障だろうが、睡眠の妨害に対する怒りのほうが大きかった。
マンションの至る所から足音やドアを開閉する音が聞こえた頃、僕はようやく部屋を一通り確認して玄関を開け、人気のない通路の静けさで単なる非常ベルの発狂による事態であったことを判断した。
ベランダで煙草を吸い念入りに灰皿に押し付けて消すと、再び眠りについたが、次に目覚めたのは既に出勤時間で更に気が滅入る。


本当の火事であったらどうであったか、と一瞬でも真面目に考えたことが、唯一この人騒がせな一件への前向きな見解だろうか。
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by Red_Rebel | 2008-01-12 15:49 | Diary of HEAD  

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