ケセラセラ

目玉焼きトーストを焼いてみた。
パンの中央を円形に抉り、バター溶かしたフライパンで焦がしながら中央に玉子を割る。フライ返しが入るほど玉子が固まったら、ポンとひっくり返す。
単純な調理だが、ロマンがある。
焼けた玉子は目玉焼きのように黄身がハッキリと浮き出ない。真っ白な上に茶色の焦げをデコレーションした玉子は見事にパンと同化する。

食パンはオレ自身、胸の真ん中にポッカリ開いた穴。その穴を埋める玉子は一体なんだろうな。
真実はいつでも純粋な狂気に覆われていて、ハッキリと見えるものなど何もない。フォークとナイフで割ってみれば、黄身はトロけ出す。パンと同化した白身と違って、表れたそいつは鮮やかな黄色で主張する。

真実は、ここに埋まっているのだと。



そうだ、ただ眺めていたって何も見えない。放置したっていつかは腐ってしまう。柔らかな純粋な狂気に包まれた真実を、僕は一体どれだけ傷つけば見つけられるだろう。



ホントはオレ、アンタに焼いてやりたかったンだよ。
ボンジュール、マドワーゼル。
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by Red_Rebel | 2008-01-06 19:27 | Diary of HEAD  

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