カメラ

コーヒーのカフェインと、下を向いてある絵コンテを書いていたせいで、少し車酔いをしたようだ。悪気のない周りの惣菜パンの匂いが車内にこもり鼻をつく。
僕の指にはカシスリキュールの妖しい色素が沈着していて、ひび割れやさかむけから血が滲んでいるように見える。

遠くの山に雪が積もっていて、手前の山の自然にはあまり関心がわかない。けれど、だからこそ遠近法で描かれた山々は凄みを出していて、手前の山があるから遠くの雪山が映えるのだと思う。
雨か雪か、フロントガラスに無数の水滴がつき、それが気になり出した頃、車は先程の雪山近くの道路を走り出した。

そんなこんなで移り行く景色にばかりが眼につき、今年最後の一日という自覚は薄らいでいる。

今日は何を映そうか、この僕の眼で。
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by Red_Rebel | 2007-12-31 13:38 | Diary of HEAD  

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