輝ける未来の星たちへ捧ぐメロディ

オレはロックンロールエンターティナー、世界を縦横無尽に踏み潰しもとい、駆け巡る健全かつ素敵な不良エンターティナーが集うReveRを率いるHEADだよ☆


何となく寂しい有名チェーンの定食屋。左手前に短髪で尖ったブーツを履いたスーツ男が座る。何となく似合ってるよ、雰囲気的に。不貞腐れてるような態度で、思わず今日の見出しは「飲食店員相手に威張るんじゃねェ!」としようと思ったくらい。けどどうでも良くなったわ、そんな話は。人は人、なんか嫌なことあったのかも知れないし。

自宅へ差し掛かると一台の原動機付が勢いよく走ってきて、マンションで止まった。エレベーター前で一緒になる。目が合った。どっかで見たけど、思い出せないな。
エレベーターに乗るとその若者は管理人宅の階、思い出した近くのコンビニの店員の子だ。
セブンの? 突っ張った表情が解れる、はいと言う返事は照れくさそうで嬉しそうだった。高校生くらいか。今が、と思う。今が一番楽しい時だろうな、恐らくオレがざけんじゃねェと言ったとしたら躊躇いなく睨み返せる年頃だろう。
そっかそっか管理人さんの、笑顔でエレベーターを降りる。良い子だ。

オレもな、まだまだ僕ちゃんさ。
僕はまだ、この世界で足掻きながら、もがきながら、少しずつ進んでいる。諦めを受け入れる事が世間一般の大人になることなのかも知れない。まだまだ僕は足掻いている。それでも明日は輝けるという希望を持って。
僕ちゃんは僕ちゃんなりに、ただ生きていた訳ではなく、僕ちゃんにしかできねェことを貫き通してきたつもりだゼ。

安定した職につき安定な収入も得る生活もした、好き勝手放題にやってみたこともあった、けれどまだ足掻いている。
本当にオレ達が求めるもの、漠然としてはいるが自分らしく輝いて生きていくことではないろうか。

オレ達は瞼を閉ざした世界の住人が恐れる何かをもっている、心のどこかで懐かしみ塞ぎ込んだ何かを持っている。
部屋のラックに並んだステレオのパイロットランプは、真っ暗に電気を消した部屋で小さく光る。直径2mmもあるだろうか。
オレ達の光は今はまだこんなもんかも知れないな、ReveRの子供達よ。

それでも明日は輝けるという希望を持って。
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by Red_Rebel | 2007-10-25 21:48 | Diary of HEAD  

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